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Photoshop Elementsで連続模様のパターンを作る

Photoshop Elements で連続模様のパターンを作って定義する方法をご紹介します。

Photoshop Elementsで作る連続パターン

 

これができると、自分の好きな模様やオブジェクトを好きなように並べてキャンバスを埋め尽くすことができます。

一つ一つのモチーフがつながって見えるところがポイントです。

 

大まかな流れ

Photoshop Elementsで作る「連続パターン」

Photoshop Elementsで作る「連続パターン」

  1. 作成したキャンバスにいくつかのオブジェクトを描く
  2. キャンバスを横2つに切り分けて上下を入れ替え、空いているスペースに再度オブジェクトを描く
  3. 次は縦2つに切り分け、左右を入れ替え、空いているスペースにオブジェクトを描く
  4. 出来た画像を「パターン」として定義する

作り方詳細

1.新規作成で白紙ファイルを用意し、グリッドを表示(ビュー → グリッドにチェック)する。

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参考:160×160、解像度72、背景色(白)。グリッド間隔:20px / 分割数2(編集 → 環境設定 → ガイドとグリッド)

2.好きな模様を描き(シェイプツール等、好きなものを使って)、最後に画像を統合しておく(レイヤーパレット内で右クリックから)

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参考:緑の茎のように見えるところは、欧文フォントを使用したアルファベットにて描画

3. 背景レイヤーを通常のレイヤーに変更する。(レイヤーパレットでWクリックし、新規レイヤーダイアログで「OK」)

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4.グリッドを利用しながら、キャンバスの上半分を選択しコピー。

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5.「ペースト(貼り付け)」を実行すると別レイヤーが作成され、中央に貼り付けられる。この作例では切り取り後の背景が透明に設定されているが、背景色がついていても問題は無い。

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6.元の画像とは上下のパーツが入れ替わるようにレイヤーを移動し、さらに画像を書き加える(手順8参考)。最後に表示レイヤーを結合しておく(レイヤーパレット内で右クリックから)。移動するときグリッドを使ってきちんと端にスナップさせる事が大切。1pxでもずれがあると、並べた時に境界が目立ってしまう。

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7.「4~5」で実施した内容を縦方向に行う。

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8.表示レイヤー結合し、最終的なパーツを描き足していく。(レイヤーの結合は後からでも可)

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9.全てのオブジェクトを描いた後はグリッドを非表示にし(ビュー → グリッド)全体のバランスを確認する。

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10.全てのレイヤーを結合後、【編集→パターンを定義】でダイアログを開き、わかりやすい名前をつけて「OK」をクリック。

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参考:その直前に使っていたパターンのグループ(パターンファイル)に追加されます。

新規ファイルなど別のファイルを開き、好きなレイヤーを塗りつぶしてみましょう(塗りつぶしツール使用)

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上記で作ったものをそのままだと以下の通りになります。

Photoshop Elementsで作る連続パターン

塗りつぶしたレイヤーの上に、テクスチャ感のあるレイヤーを作成し、乗算やスクリーン、透明度の調整などを実施するとさらにニュアンスのあるものができます。

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参考:フィルタ→描画→ファイバー

ポストカードの背景などにいかがでしょうか? 写真だけよりもずっと雰囲気が明るくなりますね。

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雪の結晶(応用1)

基本の雪の結晶に、色々な効果を付けてさらにそれらしくしていきましょう。

雪の結晶(応用1)

Photoshop Elementsで描く雪の結晶(応用1)

作り方詳細

1.基本の雪の画像を描いて、レイヤーを一つにしておく。

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便宜上ここではレイヤーに「基本」と名付けました。

2.「基本」レイヤーを複製し(「ぼかし」にレイヤー名変更)、フィルタメニューから「ぼかし(放射状)」を実行。

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参考:量-32 ズーム 標準

3.「ぼかし」レイヤーを複製し(「ディザ」にレイヤー名変更 )、レイヤーを「ディザ合成」に変更する。

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各レイヤーの不透明度を調整することで見せ方の微調整も可能です。特に「ディザ」レイヤーはドットの数を調整できます。また、手順2で実施するぼかしの種類や量でもニュアンスを変えられますのでお好みで色々試してみてください。

また各レイヤーの表示・非表示を切り替えて、どんな見せ方が自分の好みに一番近いかを確認できるのも、レイヤー構造をもつPhotoshop Elementsの利点です。使い倒してくださいね!

雪の結晶(基本)

雪の結晶

Photoshop Elementsで描く雪の結晶

おおまかな流れ

  1. 黒い背景の上に結晶のパーツを一本分だけ描く。
  2. 描いたパーツを複製し、180度回転させ対にする。
  3. 対にしたパーツを複製し、60度回転させる。それをもう一度繰り返す。

作り方詳細

1.新規作成で白紙ファイルを用意する。

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参考:640×480、解像度72、背景色(黒)

2.ラインツールで適当な長さの白い線を引く

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参考:6px

3.2の線とは別のレイヤーに多角形ツールを使って6角形を描く。同じレイヤー内にさらに6角形を描き、シェイプ選択ツールを使って図と同じ程度に重ねる。(六角形の角度に注意。Shiftキーを押しながら描くと良い)

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4.ツールオプション内「シェイプから一部片抜き」で型抜き。シェイプ選択ツールであれば、型抜き実施後も重ね加減を調整できる。

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5.移動ツールに持ち替えて、二つのシェイプレイヤーを図のように重ねる。その際、それぞれの「シェイプ1」「シェイプ2」レイヤーを選択した状態でツールオプションから「整列→垂直方向中央」を実施。

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6.シェイプ2レイヤーを好みの回数複製して並べる。その際、一番上のレイヤーのみ左端まで移動させてから、複製したレイヤーおよびシェイプ2を全て選択し、ツールオプションから「分布→水平方向中央」を実行することで簡単に等間隔に並べる事ができる。

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7.その他パーツを好みで書き加える。レイヤーの複製や回転・反転、整列や分布などを適宜使用して「対称」を意識する。最後にすべてのシェイプレイヤーを結合する。

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8.結合したレイヤーを複製し、「イメージ」メニューから「レイヤーを180度回転」を実行後水平に移動し、対にする。

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9.8のシェイプレイヤー2つを結合し複製、60度回転させる。同じ動作を再度繰り返すことで6角形になる。回転させる時はバウンディングボックス(ハンドル)の外側をShiftキーを押しながらドラッグすることで一定の角度に調整できる。

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基本の形が出来上がりました!

好みで枝の数や大きさ、角度、細かいパーツの有無など変更して作ってみてくださいね。

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「A」は、枝になる部分をカスタムシェイプツールのハート形を重ねて型抜きする手法で表現しました。同じハートを先端に付けてアクセントにしています。最後に中央に多角形ツールで六角形をくぼみ有で描いて重ねました。

「B」はものすごくシンプルに四角形を並べただけのものです。中央には小さな六角形を重ねています。

「C」はBのバリエーションで、四角形の代わりにくぼみのある六角形を使用しています。大きさと向きをランダムに変える事でリズミカルな雰囲気になります。

パーツの組み合わせで無限に表現が広がります。シンプルですが面白い描画素材だと思います。

この後、これを元に色々な効果を付ける応用編に進みましょう。